株式会社 JALエンジニアリング

Staff Message社員の声

装備品整備

石井 武則

部品サービスセンター
ランディングギア整備部 検査修理課

業務内容を教えてください
航空機の降着装置部品の検査・修理作業を実施しております。着陸装置は、一定期間を経過すると航空機から取り外され、格納庫から修理工場に搬入されます。
着陸装置は特殊な金属や非鉄金属の材料で構成されており、部品一つ一つに対して整備を行います。そして目視検査・計測検査・非破壊検査を行い、健全性の確認、次の10年の保証をするという整備のなかで重要な仕事になります。
部品整備の魅力は
部品整備の魅力は、部品に特化した専門的な技能、技術を身に付け、部品に関するあらゆるトラブルに対応できるところです。例えば、私の職場では金属・非金属材料を取り扱い、その洗練された知識を自社の大型航空機のみならず他社の小型機、ヘリコプターの材料にも応用できます。
緊急を要するトラブル発生時には、日本各地の空港に駆け付け、航空機を運航可能状態に早期復旧し、自分の持つ技術をフルに発揮させています。
今後の目標は
今まで整備士の目標としてきた社内資格の一級整備士、国家資格である航空工場整備士取得、そして整備士の模範となるトップマイスターとなることができました。今まで培ってきた知識を伝承していくことで、整備士の技量の底上げをし、全社員がいつも笑顔で仕事ができる環境をつくるとともに、空の安全を守る整備士を育成していきます。

装備品整備

豊福 貴子

部品サービスセンター
メカトロニクス整備部 装備部品課

入社を決めたきっかけについて教えてください
幼い頃から折り紙やパズルなどの細かい作業が好きで、将来はそれらを活かした仕事に就きたいと考えていました。そして、高校を卒業する際に、航空機の専門学校があることを知り航空整備士への道をスタートさせました。専門学校では、電子科に所属をして電気・電子の基礎を学び、卒業後はその知識を活かすとともに航空機部品の整備もやりたいとの想いから(株)JALエンジニアリングの前身である(株)JALアビテックに入社しました。また、結婚しても働ける環境が整っていることも大きな魅力の一つでした。
業務内容と働き方について教えてください
私の職場は、製造会社から送られてくる航空機部品に対して、「損傷や腐食がないか」「部品番号が間違っていないか」など部品そのものと書類の検査を行っており、取り扱う航空機部品は、エンジンで使用するボルトから座席の部品まで、多種多様な内容となっています。職場の雰囲気は、経験豊富な周りの先輩方に気兼ねなく相談できる環境となっており、日々意見交換を行いながら業務を実施しています。
働く女性をサポートする制度も整っており、産休・育休制度や、出産・復職後には育児時短制度・看護休暇制度などを利用することもできます。実際に、私も育児時短制度や看護休暇制度を利用していますが、利用しにくいといった雰囲気はなく働きやすい職場です。
お客さまと学生に一言お願いします
航空機の「安全」を作り込むためには、航空機の部品から「安全」を追求しなければなりません。そのためにも「航空機部品の検査」は重要な仕事の一つです。
航空機の整備だけでなく、部品から安全を支える「部品検査業務」。ぜひ興味を持っていただけたら嬉しいです。