Non-Destructive Inspection非破壊検査


米国の航空宇宙規格NAS410に準拠した非破壊検査(NDI)を実施しています。経験豊富な検査員はLevel1、2、3の資格を保有し、ビジネスジェットやヘリコプター、小型機を含む多くの航空機のNDIを行っています。
可搬式のX線発生装置により、機体構造、大型部品、複合材料、部品の内部構造、電線の断線チェックなど航空機に関するあらゆるX線検査に対応できます。
ボンディング検査として金属および複合材の接着剥離検査や修理後の健全性確認検査を実施することができます。保有するProbeはあらゆる垂直探傷、斜角探傷に対応できます。
高い周波数を用いた金属表面の探傷、低い周波数を用いた金属表面下の探傷、金属構造部のBolt Holeなどの探傷が可能です。さらに、被雷、摩耗による材質変化の検査もできます。
機体での検査では、溶剤除去性蛍光浸透探傷検査が可能です。工場に搬入した部品に対しては、水洗性蛍光浸透探傷検査や後乳化性蛍光浸透探傷検査が可能です。
極間式の可搬型磁粉探傷装置を用いて6インチ幅の磁性体を検査することが可能です。また、AC100V電源による機体での検査の他、工場に搬入することで大型部品の検査も可能です。
ボアスコープによりエンジン内部や機体構造内部の検査を行うことができます。挿入部の先端は上下左右各90°以上可動し、動画・静止画・計測結果を記録できます。
NAS410非破壊検査に従事する検査員の資格認定取得のための浸透探傷検査(FPI)の実務経験(OJT)を提供しています。航空機から取り外したさまざまな部品に対する非破壊検査を行い、より実践的な経験を積むことができます。
対象:NAS410浸透探傷試験(PT)のレベル1、2資格取得のための実務経験
場所:成田国際空港 整備地区 JALEC エンジン整備センター
講師:レスポンシブル レベル3を始めとする資格者
[メールアドレス]org.tyojcz.jali@jal.com
[対応時間]平日8:30~17:30(土日祝日を除く)