株式会社 JALエンジニアリング

Staff Message社員の声

女性整備士

宮本 久美子

成田航空機整備センター
運航点検整備部電装客室整備室/
2006年入社/大分県出身 ※2016年当時

今の業務を簡単に教えてください
機体点検整備の電気・無線関係の整備を担当しています。最近では機内Wi-Fiのための装置を航空機に新設する改修作業も行っています。さらに、現在保有するBoeing767型機の一等航空整備士資格を活かし、ライン整備士として航空機の運航整備も行っています。
将来の目標はなんですか?
機体点検整備で培った電気・無線関係の整備知識・技能を活かし、将来は海外空港で活躍する女性整備士を目指しています。そのため、国際線の今後の主力機であるBoeing787型機一等航空整備士資格の取得をめざし勉強中です。私は一児の母でもあります。仕事と家庭を両立し、ママ整備士として海外空港でも活躍したいです。
整備士を目指したきっかけはなんですか?
地元の空港で航空機の発着風景を見るのが好きで、将来は空港関係の職に就きたいと思っていました。私は工業高等専門学校の学生で、整備と直接関係のない学科で学んでいましたが、同じ学校出身の女性整備士の話を伺う機会があり、その時の先輩のお話が入社へのきっかけとなりました。
整備士を目指す女性へ一言
女性整備士の数はまだ少ないものの、その割合は年々上昇しています。仕事内容は基本的に男性社員と同じで、体力が必要な側面もあります。しかし、出産や育児など女性をサポートする仕組みは充実しており、多くの女性社員が活用しています。女性整備士の中にも海外支店で活躍している者や、育児をしながら仕事をしている者がいます。心が強く前向きで、とても輝いていて尊敬できる仲間です。仕事に関しては、安全運航堅持のためにもちろん厳しい側面も多くあります。また一人前に仕事をできたと実感できるようになるまでには、それ相応の年数が掛かります。しかし、その苦労を乗り越えた分、仕事への誇りや達成感は素晴らしいものです。航空整備士に興味がある女性には、ぜひ勇気を持って飛び込んできてほしいです。